「頭痛」「眼の奥が痛だるい」「吐き気」「腕にシビレを感じる」などは、神経の圧迫があると思われます。
首より上には、感覚機能である口・鼻・耳・眼や脳に栄養素と酸素を運ぶ最も重要な総頚動脈と椎骨動脈が走行しており、脳からは脊髄はもとより、大後頭神経と小後頭神経が走行していますので、首は最も大切な最も柔軟性が必要な部位です。
「頭重感(ずじゅうかん)」「眼がかすむ」「眼が疲れる」「首をまげると痛い」などは、強いコリが原因と思われます。
頭部に急激な衝撃などが掛かり頸椎の間の椎間板が破裂し、起こることが多いようです。それ以外には、首や肩のこりが強く固くなり過ぎ起こることもあります。頸椎ヘルニアが神経を圧迫して、首や肩や腕にシビレや痛みを発症していると医師に言われて、それだけを信じて痛み止めの薬や、神経ブロックなどで過ごしている人も多いようです。
ですが私の考えでは、頸椎という骨に原因があるのではなく、頸椎の回りの筋肉がこりすぎて、固くなりすぎて、痛みを感じさせられていると思います。筋肉の中には神経や血管などが無数に走行しています。筋肉が固くなり過ぎて、すなわちこりが強くなり過ぎると、固くなっている筋肉内の神経線維も固められてしまいます。神経線維は固められるとシビレ感や痛みを感じさせる発痛物質を放出するのです。
それが神経の伝達で、脳で痛いと感じさせているのです。つまり神経痛が発症しているのです。
よって、こりすぎ固くなり過ぎている筋肉をやわらげる・ほぐすことにより痛みはなくなります。