1つでも当てはまる方は、もしかすると線維筋痛症かもしれません
全身で神経痛が起こっている状態です。患者数は約200万人以上と推定されています。
女性の発症率がとても高く、主な症状は体の痛みですが、それも軽度なものから激しく疼くものまであり、部分的に疼痛を感じる限局性線維筋痛症の場合は、筋肉に負荷がかかった時に鋭く痛みます。そのために日常の動作をスムーズにできなくなり、仕事や家事にも支障をきたします。
一方、広範囲に痛みを感じる原発性線維筋痛症は、倦怠感や睡眠障害などの全身性の症状を伴いやすいのが特徴です。
なぜこのような痛みが起こるのか、まだ原因は解明されていませんが、なんらかの理由で痛みを伝える中枢神経に異常が起こっていると考えられています。外傷や歯科治療・外科手術・ウイルス・真菌などの感染によって発症するケースや、強いストレスを受けたあとで発症するケースなどが報告されています。
治療には脳の疲労を抑え、睡眠障害を改善する目的で抗うつ薬を用いることが多かったのですが、2012年6月、線維筋痛治療薬として初めて「リリカ」という薬が適応承認されました。
また、ホルモン補充治療や有酸素運動・温熱療法・鍼灸・マッサージ療法などさまざまな治療が試みられ効果をあげることもあるようです。
線維筋痛症は命にかかわる疾患ではありませんが、つらい痛みによってQOL【生活の質】が著しく低下する疾患です。
そのため、痛みを緩和させて心身のストレスを軽減することがなによりも重要です。
痛みのある部分を冷やさないこと、睡眠や栄養を十分に取って体調を整えることが症状の改善につながると報告がなされております。
個人差はあるものの上半身は頸肩腕症候群・下半身は坐骨神経痛の重篤な症状がおきていると思っております。交感神経促進・亢進症と神経痛がおこしている症状と考えております。 それらの症状に多大な効果が期待できるといえる治療法が、ハイパーマッサージ療法です。